2017年06月30日

[レビュー]ナイト・メアリー


同じレーベルの作品のレビューを複数書くつもりは実はあまり無かったのですが、今回とりわけ気に入ったのでレビュー書いちゃいます。

ナイト・メアリー塩路ハル様)
 ジャンル:長編ダークファンタジー乙女ゲーム
 制作ツール:ティラノビルダーPRO
 攻略対象:5人
 ED数:10種類
 プレイ時間(体感):4,5時間(攻略対象1人につき1時間程度)
 プレイに至った経緯:旧作で塩路さんを知っていたので
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《ストーリー》(公式HPより引用)
ーーー7日に一度、誰かを殺さないと弟が死んでしまう。

主人公(あなた)は義理の弟と2人で静かに暮らす花屋の女主人。

私達姉弟の仮初の平穏は​そんな馬鹿げた呪いになんて壊させない、
例えどんな手を使ったって大切な弟だけは守ってみせる。
それが私の唯一の罪滅ぼしだから。

その覚悟を胸に今宵も闇に身を沈める。

誰の助けも必要ない。ただ終わりの時まで独りでこの罪を背負っていく。
​​
​そう、思っていた。

《レビュー》
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シナリオ
全体的に、展開が読めなくてドキドキしながらプレイしていました。
世間の作品でしばしば見かけるようなシーンも無くはないのですが、
話の骨組み自体が予想外というか予想することすら許さないようなものでした。
それがこの作品で最も気に入った点です。

現代ファンタジーテイストというのも自分が好きな要素ですね。
呪いは出てきますが魔法などコテコテなファンタジーらしさは目立ちません。
作品紹介の雰囲気から鬱・ホラー寄りかもしれないと
思わなくもなかったのですが…
あまり言うとネタバレになってしまいますので伏せますが、
鬱・ホラー系はあまり好まない倉下でもこの作品は気に入りました。
弟もなかなかしっかりしている。

主人公や各キャラのバックグラウンドについても説明が必要十分で
物語の展開を面白くしてくれました。

選択肢は3、4箇所でほとんどは序盤、個別ルート分岐前です。
選択肢でどツボにはまることは無いでしょう。
1〜2週してからオープニング動画を見ると
ちょっとした気づきがあります。これはうまい。

各ルートに入った後でも結構5人+サブキャラとの絡みがあって、
そんなところもプレイしていて楽しかった点の1つですね。


システム
ティラノスクリプトの制約(または自身のスキルの限界?)を踏まえつつ
プレイヤーの快適さに配慮してくださっています。
冒頭で主人公の名前を聞かれるのですが、デフォルト名が入力されていないものの「思いつかない場合は「パメラ」と入力してください」とあったり。おまけシナリオも初回起動時から見れますが、攻略後に見てほしいというメッセージがあったり。

尚、エンティングまで行くと「〜既読スキップを使う場合はここでセーブをしておいてください」というメッセージが出ますが、セーブしても次回プレイ時にこれをロードする必要は無いようです。倉下のプレイ環境下ではセーブデータが無くても(新しくDLし直したファイルでも)既読スキップが使えました。既読情報が恐らくPCのどこかに記憶されているのだと思われますが格納先まで特定できていません。「¥C:\ユーザー\(ユーザー名)\」以下のどこかだとは思うのですが。

寧ろマキルートクリア後のデータをロードするとマキかカラしか攻略できなくなりますので要注意です。どうもマキのフラグがリセットされない模様。

その他にもいくつか気になる点はありましたが、ツール由来のものもありますし大きな不便を感じる要因でも無いので割愛します。


グラフィック・キャラクタ
過去作に比べレベルアップしてます。まず起動時の絵(左のスクショ)で
グッと持って行かれますね。髪の毛のツヤツヤ感と目のキラキラ感が良いです。

逆境に負けず強く生きる主人公ちゃん好きです!キャラデザも良いですし。
サイドグラフィックが向こう側を向いてるパターンは初めて見ました。
これアリですね。表情差分も用意しなくていいしw
攻略対象は基本イケメンなんだけど怪しいというか若干クセ者で、各々いい感じです。
ジュートは反則(笑)。
マキはたまに危ない(笑)。ルチアーノは見るからに…w
1番安全そうなのがカラですね。
尚、カラのボイスは以前レビューを掲載した「夜明け前のアズレ」の製作者である
近衛頼忠(祟月)様が担当されています。
安定感のあるイケボがカラのキャラにうまく嵌まっています。


それから、以前当サイトのインタビュにて塩路さんが本作を2017年春までに作ると仰っていたのですが、有言実行なところもすごいなぁと。

とても気合の入った作品ですので
気になった方は是非プレイしてみてください!絶対後悔しません。

★今すぐDLはこちら→ふりーむ!作品紹介ページ
posted by 倉下 遼 at 21:14 | Comment(0) | 他作品
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