2017年04月28日

[レビュー]夜明け前のアズレ


色々あってだいぶ温めてしまったのですが漸く公開できました。
今回はこれまでレビューを書いてきた作品とは少々雰囲気が異なります。

夜明け前のアズレ祟月様)
ジャンル:現代もののヒューマンドラマ?でしょうか、、。
制作ツール:WOLF RPGエディター
攻略対象:(なし)
ED数:1
プレイ時間(体感):30分程度
プレイに至った経緯:以前よりtwitterで作者様とご縁があったので
azure1.jpg

《ストーリー》(作品紹介ページより引用)
彼は、生き辛さを感じていた。
だから、この海で死のうと思った……。

好きなように生きること、
生き辛さ、自分らしさ、
そんなものを考えるノベルゲーム。

《レビュー》
●シナリオ…[◎]
 ○雰囲気:(シリアス)
 ○舞台:[定番][普通]
 ○キャラクター:[独特][普通]
 ○ストーリー:[独特][好き]
●システム…[○]
●立ち絵・スチル、ゲーム性、特記事項は該当なし

◆祟月さんの作品について
 世界には光があれば闇もあります。
 人は得てして闇から目を背けがちですが、
 光しか無いなんてのは美談に過ぎません。

 闇をそっと受け止め、見つめて寄り添う、
 そんな雰囲気が祟月さんの作品に感じられます。
 美しすぎるくらい美しいのに惹かれるものがあるのは
 "美談"ではなく"上手に着飾ったもの"だからです。

 ちょうど女性がウェディングドレスを着るかのようですかね、
 皆白いドレスで映える一方で
 纏う女性たちには各々のドラマがあるのと重なります。
 
 祟月さんの作品は今作を含め5作ほど手に取りまして
 そんなことを考えていました。
 …書いてて恥ずかしくなるような文書でアレなんですが、そのorz

◆「夜明け前のアズレ」について
 「生き辛い」という言葉が印象的です…くらいしか
 ネタバレなしだとなかなか言えないですね;ネタバレ部分を
 白文字にしてあるので反転してご覧ください(ここから↓)
 東の境遇がかなり倉下そのものです。
 身体と精神が一致していなくて且つ
 性的指向は身体と関連づいている、といいますか。
 身体・精神・性的指向がどんな組み合わせも市民権を得ている時代ですが
 トランスジェンダー自体がマイノリティですので、奇遇なまでの一致です。
 何度か死のうとしたという点も同じ。
 一応、東と自分の大きな違いとして
 自分は家族関係が崩壊していましたがそれはさておき。

 やはり一度どん底に落ちて這い上がってくると迷わなくなると思います。
 死のうとしている人を止めるのはその人のエゴです。
 どうせ死ねなかったら自分で勝手に戻ってくるんですよ(笑)。
 死ねたのならそれで本人は満足でしょうし。
 (↑ここまで)

◆悩める方に是非読んでいただきたい作品
 今作は「好きなように生きること」「生き辛さ、自分らしさ」がkeyとなっていて、
 他作品ではまた別なテーマで書かれています。
 いずれにせよ、自分以外にも悩んでいる人が居たのか、
 似たようなことを感じている人がいたのかと、よく励まされます。
 祟月さんの公開作品はバリエーションがありますし一作あたりも長くないので、
 まずは気になったタイトルから手にとってみて頂きたいです。

◆作者様へのインタビュ…こちら
 今回なんとこの作品について製作者の祟月様に詳しくお話を伺うことができ
 レビュー&インタビュ同時公開が叶いました!
 是非インタビュの方も御覧ください。

素敵な作品のご提供に感謝いたします。

ふりーむ!作品紹介ページ
posted by 倉下 遼 at 21:27 | Comment(0) | 他作品
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