2017年03月24日

[レビュー]棚からサンタさん


今回は、なんとなくそんな予感はしていたけど蓋を開けてみたら
予想以上に倉下を虜にしてくれたというこちらの作品のご紹介です。

棚からサンタさんB級もやし様)
ジャンル:マルチEDファンタジー?恋愛?ADV
制作ツール:吉里吉里2/KAG3
攻略対象:2+1?
ED数:9
プレイ時間(体感):コンプリートまで数時間程度?
プレイに至った経緯:Twitter(プレイヤーさんのリツイート)で知りました。
santa1.jpgsanta2.jpg

《ストーリー》(製作サイトより引用)
朝散歩から帰ると玄関に西洋コスプレ野郎!
「君、クリスマスにたぶん死ぬよ。」
意  味  が  分  か  ら  な  い  !  !

家に入ると棚の中からサンタコスの男!
「あっ不審者ではないです。」
絶  対  に  怪  し  い  !  !

12/22:どうしてこうなったか分からないけどとりあえず精一杯生きます

《レビュー》
eval_santa.png

◆リアリスト倉下の心をぶち抜く会心の連撃
・シュールなギャグが良い!
 何だかビジネスマンの心をくすぐられるようでしたw
 表情もはっきり変わります。冷や汗かいたり白目を剥いたりww
 …そんな表情ばっかり印象に残ってますよサンタさん(笑)
・一方、攻略を進めるにつれ話が深みを増していきます。
 ここからはネタバレになるので伏せます。反転してご覧ください。
 (ここから→)弱さが生み出した人間関係のもつれ…
 作り話の色をしていない主人公の過去でした。
 正直、人が作ったストーリーは現実のそれと裏腹に
 人が簡単に殺したり殺されたりする印象があります。
 でもこの作品、生死がメインテーマには見えないのに
 主人公(の一家)が今に至るまでの描写が非常にリアルでした。
 これ、現実でも似たようなことは起きているのではないでしょうか。
 介護施設で入居者が殺害される事件などにその一端を見ます。
 こういう事態を世間はもっと直視してほしい。
 美談に溺れず現実的な選択肢を考えてほしいです。
 …すみません脱線してしまいました;
(←ここまで)

◆久しぶりの難易度とバランス
・最近は選択肢≒ストーリー分岐もしくは一本道という作品のプレイが
 多かったですが、この作品作は選択肢が
 好感度変化・フラグ・分岐・ダミー・隠し選択肢、と多様でした。
 内部的に実際どうなのかはわかりませんが
 少なくともそう思わせられるものでした。
・選択肢は多めで、多少の試行錯誤はできても総当りは困難です。
 しかしながら国語のテストに出てくる理不尽な読心問題ではなく
 冷静に考えればわかる、という丁度よい歯ごたえでした。

◆その他
・スチルの「腕によりをかけるサンタ」がかわいいです(笑)
・内地の日本海側っぽい(勝手な想像)田舎の冬景色や
 絶妙な和洋折衷…そんな、世間のクリスマスに染まらない独特な雰囲気が
 とても気に入りました!

素敵な作品のご提供に感謝いたします。

製作サイト様:


posted by 倉下 遼 at 22:18 | Comment(0) | 他作品
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